ブログはもうかりません

ブログはもうかりません。以上。

・・・と言うのでは、納得がいかないかもしれません。そこでちょっと説明しておきますね。

最近、新型コロナウイルスによる不況でリストラされて退職を余儀なくされている方が多いようです。それで、副業または本業としてブログを始める方が少なからずいらっしゃるようです。

もしかしたら、そんな方もいるかと、前から思ってはいました。しかし、偶然ですが、実際に見つけたので、ぞっとしました。

ブログはもうかりません。いったい何を考えているのでしょうか?

暇をもてあましていて、暇つぶしを目的にブログをやるのなら、構いませんが、もし収入を目当てにブログをやるのなら、失敗は目に見えています。

と言うか、釣られただけです。

釣られたというのは、魚釣りで釣られた様な感じですね。

元祖、魚釣りはなぜ行うのか?

えさを垂らして遊んでいるわけではありません。魚を捕まえて、食うためです。

ブログを始めた人は、食うためにやっている魚釣りで、釣られたお魚です。

ブログがもうかるような話がインターネットで出回っていて、それに釣られたのでしょう?

こういうデマを流している人は、目的があって流しているのです。

つまり、お金目当てでブログを始めた人から、お金を取るのが目的です。お金を取る方法は、

1)ブログで儲けるための教材の販売(情報商材と言われているものや、書籍など)

2)ブログで儲けるためのセミナーなどへの勧誘

・・・が主なものです。

1のブログで儲けるための教材は、一つ数千円から数十万円まで様々あるようです。ブログで儲けるためのセミナーの参加費は、数十万円ぐらいが多いようです。

こういうものに誘い込むための宣伝の一環として、ブログでもうかるような話を吹聴しているだけです。

残念ですが、もうかることはありません。

月100円や200円なら、いつかはもうかるかもしれませんが、それは何年先になるかわかりません。言うまでもなく、経費を差し引くと、完全に赤字ですよね。

もうからない原因をいくつか挙げておきます。

他にブログやサイトが膨大な数存在し、爆発的に増加中

ブログやサイトの数が爆発的に増加していて、新しいブログは、言ってみれば、広大な砂浜の中の砂の一粒に過ぎないからです。そのままでは、誰かに見つけてもらうのはまず無理です。見つけてもらうには、膨大な宣伝費が必要でしょう。割に合いません。

大企業が運営するサイトが検索結果を占拠

かつては個人が運営するブログやサイトも検索結果に出ていましたが、大企業が運営するサイトにより急速に駆逐されていて、検索しても出てこなくなりつつあります。この状況は2015年頃から始まりましたが、2020年5月以降、顕著になりました。前述のサイト数の爆発的増加と相まって、2015年以降は、個人がブログやサイトを立ち上げても、ほとんどアクセスがなくなっています。

クリック率が激減

元々、クリック率は低下傾向にありましたが、特に、コロナ不況の現在、クリック率が激減しています。インターネットが普及しだした大昔は、広告のリンクと普通のリンクの区別がつかない人が多く、みなさん、広告のリンクをクリックしまくっていましたが、今では、そういうことはありません。

しかも、コロナ不況が始まって以来、クリック率が激減して、コロナ以前の三分の一以下になっています。

たとえば、AdSenseの場合だと、元々、クリック率は1%から0.3%程度です。それが、コロナ不況の今、0.3%から0.1%ぐらいになっています。つまり、300人に一人とか1000人に一人ぐらいしかクリックしてくれないというわけです。クリック率が非常に高いAdSenseでこれなので、他はゼロに近いと思います。0.01%とか、そのあたりでしょう。1万人来て、1回クリックです。

クリック単価が激減

コロナ不況でクリック単価も激減しています。コロナ不況以前だと1クリックで20円から30円ぐらいが普通でしたが、今は1円~5円ぐらいです。つまり、1000人来て、1円もうかるかどうかと言うとんでもない状況になっています。

インチキはできません

念のためですが、AdSenseではインチキはできません。たとえば、自分でクリックするとか、あるいは、間違えてクリックさせるように、いろいろ工夫しても、利益にはなりません。それどころか、アカウントが閉鎖されて、二度と復活できません。再度、別のメールアドレスなどで申し込んでも、確実にばれるので、審査を通りません。

こういうのは、全て対策済みなので、今時通用しません。大昔にアフィリエイトをやっていた人にAdSenseの話をすると、みなさん、「自分でクリックしてもうけよう」とか、「間違えてクリックするように仕組んでやろう」と考えるのですが、絶対無理です。なぜなら、そもそも、広告主がもうからなければ、自動的にクリック単価が下げられます。

自分でクリックしたり、他人が間違えてクリックすれば、そのクリックで広告主がもうかることはありません。そうすると、クリック単価が自動的に下げられます。クリック単価は広告によって決まっているのではなく、「利益」の実績によって変動するのです。利益の上がらないクリックがされると、単価が下げられるので、無効クリックを避けないと、もうからないという仕組みがAdSenseではできあがっています。大昔の「常識」はすでに通用しません。しかも、インチキをしていることが発覚すると、容赦なく、アカウント剥奪になります。

60万アクセスで5300ドルぐらいの収益

AdSenseの公式データでは、60万アクセスほどあると、5300ドルぐらいの収益になるようです。もちろん、実際の利益は、ここから経費を引かないとだめです。それにしても、60万アクセスというのは、とんでもないアクセス数です。上記の理由で、今時は1日5人や10人のアクセスでも難しいのに、どうやって60万のアクセスを獲得するのでしょうか?

1ドル106円で計算すると、5300ドルは、56万1800円です。生活に必要なお金を年300万円とすると、AdSenseでこの金額を稼ぐには、320万4千アクセス(正確にはPV)が必要になります。それには、一日8千800人ぐらいの人(正確にはPV)がブログに来ないといけません。一日の訪問者数が5人や10人で、しかも、年々アクセスが減少すると言うのが現状です。一日に8千人とか9千人と言う訪問者数を達成できる日は永久に来ないでしょう。

ブログでお金儲けはできません

ブログでもうからなくなった最大の原因は、サイト数の激増ですが、大企業がインターネットへの進出を本格化したため、大企業が行うアクセスアップの資金に太刀打ちできる資金力がない一般個人では、大企業が作ったサイトやブログを押しのけて、検索で上位に出ることはできなくなっています。この傾向は、日増しに強くなっていて、先行きは非常に暗いです。

「大企業が作ったサイトやブログ」というのは、必ずしも公式サイトや公式ブログだけではありません。それを取り囲むあらゆるサイトやブログを含みます。そういうサイトやブログは大企業の資金で動いています。個人では、これに勝てないわけです。

たとえて言うと、近代兵器で完全武装された兵力50万とか500万の大軍の大企業軍に対して、竹槍を持った一個人が戦いを挑んでも、勝ち目がないようなものです。何をやろうと無理です。話にもなりません。

あらゆる有名ブログがアクセスを落としていて、この傾向はますます強くなっています。お金目当てでブログをやっても、今となってはまるで意味がないので、即刻やめた方がいいです。

インターネットの情報の真偽を多数決で決めてはいけません。なぜなら、インターネットでは、多数派はお金儲けの人たちで、少数派はお金儲けではない人たちだからです。

私は10年以上ブログをやっていますし、それよりもずっと以前からサイトの運営をしていますので、こういうことがよくわかっています。私は趣味でやっているので、お金がもうからなくてもいいのですが、お金がもうからないと困ると言う人は、すぐにやめて、他の分野でお金がもうかることを探したほうがいいです。

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