正しいリンクの貼り方/サイトワイドリンクの是非

サイトを運営していたり、SNSなど、どこかの誰かが作ったプラットフォームに乗っかって何かやっていると、リンクを貼ることが多いです。昔は、おもしろいサイトを見つけると、よく掲示板などにリンクを貼って紹介していましたね。そして、それが唯一の他のサイトを知る手段だったりしました。

誰でもリンクを貼ることはできます。たいていの公開プラットフォームにはそういう機能も付いているし、HTMLを知っていれば、手でも貼れます。しかし、リンクの貼り方を間違えると、とんでもない結果になることがあるので、実はとても難しいのです。

と言うのも、Googleなどの検索エンジンが検索結果でサイトやウェブページを列挙する順番、いわゆる、検索順位を決める重要な手段として、そこへ飛ぶように貼られているリンクの数を重視しているからです。こういうリンクを外部リンクとか被リンクと言います。外部リンク(被リンク)の多いサイトが勝つという仕組みなのです。

当然、そのために外部リンクを貼りまくる風潮が2005年頃から蔓延しています。当然、検索エンジンとしては、そのような目的のリンクは評価の対象にしないようにいろいろ検索の仕組み、つまり、検索アルゴリズムを工夫しています。そして、結局、いたちごっこがずっと続いています。

15年に及び死闘の結果ですから、その中身は複雑です。そこで、リンクについて、言われていることと、実際の経験について書いてみたいと思います。

リンクというと、大きく分けて、下記の三つがあるかなと思います。

記事内リンク

記事外リンク

広告リンク

記事外のリンクについては、単ページのリンクとサイトの全ページにわたり表示するリンクがあります。後者は、サイドバーやフッターに貼るリンクがその主なものです。ブログが普及して、こういうのが増えました。

一番、評価が高いのは記事内リンクです。但し、1ページに大量にリンクを貼っても意味はありません。二つあっても、三つあっても、リンクの価値は、全部合わせて一つ分の価値にしかなりません。

アンカーテキストには注意する必要があります。検索のキーワードにしたい語句をアンカーテキストにしたいと誰しも思うのですが、どこに行っても、同じアンカーテキストだと、おかしいと検索エンジンは判断します。これ、要注意です。検索エンジンは、そのページに貼られた最初のリンクのアンカーテキストを重視します。

ちなみに、アンカーテキストというのは、リンクを貼るのに使う語句のことです。たとえば、下記のような場合、「ほたるのブログ」がアンカーテキストになります。

ほたるのブログ

同じサイトやウェブページへのリンクが何度もあると、ペナルティーの対象になるという話が広まっているため、各ページ同じところへのリンクは最初の一カ所だけとしているサイトが多いです。Wikipediaなんかそうですね。

あれは、読んでいる側としては、ものすごく不便です。なぜかというと、読んでいる内に興味がわいて、そのリンクをクリックしてみようと思っても、どこかにあるのか見つけられなかったりします。私としては、記事下にリンクをまとめるのがいいと思います。記事中に見落としたリンクを記事下のリンクの一覧で探してもらうわけです。

検索エンジンがこれをどう考えるかは知りません。ペナルティーになると思ったらやらないことです。私はやっています。もしかしたら、それが原因でアクセスがあまりないのかもしれません。怖いですね。まねしない方がいいかもしれません。でも、私は絶対にやめません(笑)。検索エンジンのために記事を書いているからではないからです。

問題は、記事外のリンクです。場所は、主にサイドバーやフッター(ページの下部に一覧を表示している場合、その場所を言います)です。ブログだと、そこにリンクを貼ると、全ページにリンクを貼ることになります。これを「サイトワイドリンク」(site wide link)とかrun of site linkと言います。英語では二通り言い方があるのですが、日本語では「サイトワイドリンク」のみです。

site wide crap linkなどと呼んでいる人もいるので、どういう評価を受けるのか予想が付くと思います。

I have found several POPULAR photographer’s sites with many backlinks. When I researched them in ahrefs it appeared that most of their links are site-wide crap links.

crapです。やっちゃだめです。死にますよ。

でも、サイドバーやフッターにリンクを貼るのって、便利でいいですよね。私としては賛成です。そこから、重要なサイトにすぐ飛べますので、重宝しています。

しかし、これは、スパムリンクの温床になっているため、非常に注意しないとだめなようです。前から、WordPressになぜリンク集のウイジェットがないのか不思議に思っていたのですが、これが理由ですね。調子に乗って、そういうウイジェットでサイトワイドリンクを貼りまくると、ペナルティーを食らって、ろくなことにならないからでしょう。どこかのWordPressのサイトがペナルティーを受けると、WordPressのコミュニティー全体にとってもいい迷惑になります。馬鹿の発生防止のため、リンクウイジェットはないわけです。(もしあったら、すみません。(^ ^;)

でもWordPress.orgへのリンクはサイトワイドリンクになっていますよね。これだけは例外かな(笑)。

検索エンジンとしては、サイトワイドリンクは100あろうと、1000あろうと、サイト一つについて、一つのリンクと見なすそうです。だから、即ペナルティーというわけではありませんが、「サイドバーに一つリンクを貼って、100記事あれば、100個のリンクとして評価を受ける」という可能性はないということです。

あまりにもあやしいといちいち人間の目でチェックをするそうなので、スパムをもくろんでサイドバーやフッターにリンクなど貼らない方がいいです。

しかし、便利がいいので、私としては、サイドバーのリンクはやめられません。しかし、SEO的に本当に無価値なのかどうか。ペナルティーにならないのかどうか。手動で貼らないといけないので、面倒ですが、私は、それでも、やる価値はあると思います。実際、一つのリンクとしての価値はあると思います。10個や20個ぐらいのリンクならペナルティーにはならないと思います。

だから、よく使うオンラインのツールなどはサイドバーにリンクを貼ったりします。これをやめろと言われても、やめられないですよね。それに、役に立つオンラインツールがなくなっても困りますからね。応援と言う意味でもリンクを貼らないといけません。しかも、最近のGoogleの変動が大きく、いつの間にか検索結果に出なくなってしまうこともあるので、もはやサイドバーにリンクを集めておかないと困った事態になります。これはよく行くブログや一般サイトでも同じです。

一方、広告リンクは、ASPなどが提供するリンクですが、普通、nofollow属性がついていて、リンクの価値をゼロにしてありますので、貼りたければ、いくらでも貼っていいです。そもそも、アフィリエイトサービスはすべてGoogleにより把握されていますので、何をしても無駄です。

最大の問題は、有料リンクです。お金を払ってリンクを貼ってもらうことです。これをGoogleは非常に嫌っていて、ペナルティーの対象にしています。だから、やるとしても、絶対に表には出せません。しかし、効果があるらしくて、一時期死にたえましたが、最近、復活しているようです。Googleを欺く方法を見つけたようです。

いたちごっこですね(笑)。

関連ページ:
Site wide links – good or bad?(Black Hat World)
サイトワイドリンクをGoogleはどのように評価するのか? (海外SEO情報ブログ)
サイトワイドリンク(評価の低いリンク)について考える (パシのSEOブログ)

注意:
上のリンクですが、「サイトワイドリンク=評価の低いリンク」ではないので、お気をつけ下さい。「サイトワイドリンクは評価の低いリンクとして見なされる」と言うことを言っているのです。

私はそこまで評価は低くないのではないかと思うと言う話を上に書いたわけです。

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